2021年のクリスマスイブに東京・日本橋のフレンチレストラン「アサヒナガストロノーム」へ連れて行っていただきました♪
え。アサヒナガストロノームってあのアサヒナガストロノーム!?クリスマスによく予約取れたね!?
そうそう、彼氏が予約開始日に取ってくれたみたい。
彼氏にこんな豪華なクリスマスディナーに連れて行ってもらえて、とても感動しました。
彼氏・彼女・旦那様・奥様のための誕生日ディナーや記念日ディナーなど、どこに連れて行った良いかわからない・アサヒナガストロノームが気になるけど、どんな感じなんだろうという方のお役に立てれれば幸いです。
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アサヒナガストロノームとは
「20世紀最高の料理人」と言われ、世界で最も多くのミシュランの星を持つシェフ、フランスの故ジョエル・ロブション氏。その彼のもとで育った愛弟子 朝比奈悟氏のフレンチレストランです。
朝比奈悟氏は恵比寿の二つ星フレンチ『シャトーレストラン ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション』で料理長を約7年も務められており、ロブショングループでは長年にわたり、ご活躍されました。
そんな彼がロブションを勇退し、満を持して、東京・日本橋、証券取引所の目の前という地に、自身の名の入った、アサヒナガストロノームを2018年10月に開店させました。
オープンから1年で1つ星を獲得し、現在すでにミシュラン2つ星を獲得しています。
すごいね!絶対美味しいに決まってる!
コンセプト・店内の雰囲気
お店のコンセプトは「伝統の継承と現代の革新」。
古典的・伝統的でありながらも、現在の料理を追求し、日本のフランス料理界を引っ張っていき、その神髄を紐解いていくという意味が込められているようです。
レストランの扉を開くと、重厚感のある、レセプションルームがあります。
扉を開くと、パッと明るいシルバー・白を基調とした、メインダイニングが広がります。
インテリアコンセプトは<not too modern-not too classic><モダンすぎない・クラシックすぎない>。
まさにその言葉通り、スタイリッシュでありながらも、居心地の良い暖かさがあり、洗練された空間でした。
メインダイニングの席数は30席程度となっており、ゆったりと落ち着ける間隔も取られ、周りのお客さまに気兼ねなく過ごせる席でした。
今回は、個室は拝見していませんが、接待や会食に適した完全個室もあるようです。
店内の雰囲気はこちらの記事が参考になります。茅場町のフレンチ「アサヒナガストロノーム」の個室を取材。大切なゲストの接待・会食に | KIWAMINO
店舗情報
店舗情報
営業時間
・ランチ 12:00-15:30(L.O. 13:30) ご予約時間 12:00/12:15/12:30
※ランチ営業は金・土・日・祝のみ
・ディナー 18:00-23:30(L.O. 20:30) ご予約時間 18:00/18:30/19:00/19:30/20:00
参考:アサヒナガストロノーム公式HP:ASAHINA Gastronome – アサヒナガストロノーム – 日本橋兜町
ちなみに「ガストロノーム(gastronome)」とは日本語で、「美食家」「食通」という意味です❤
朝比奈氏の手がけるフレンチを堪能する美食家が集まる店
クリスマスディナーの予約方法
通常2か月前から、ネット予約が開始します。
2021年のアサヒナガストロノームのクリスマスメニューは、12月23日、24日、25日の3日間限定でした。
(2021年は10月22日にクリスマス予約について公式HPに情報が掲載)
2020年は10月17日に情報が掲載され、12月22日~25日までクリスマスメニューだったようです。
毎年、情報が掲載される日程が異なるため、クリスマスディナーを予約したい方は、10月に入ったらまめに公式HPをチェックする必要があります。
そして2か月前の0時になったら、予約サイトで予約をします。
クリスマスの予約は取れにくく、すぐ埋まってしまうと聞いています。
キャンセル料 1週間前~前日キャンセル:コース料金の50% 、 当日キャンセル:コース料金の100%
クリスマス以外の予約
2021年のクリスマス限定メニュー
クリスマスコース料金
ランチ コース: 17,600円(税込)(サービス料 別途10%)
ディナー コース: 41,800円(税込)(サービス料 別途10%)
2020年はランチコース 16,000円、ディナーコースは 38,000円でしたので値上げされています。
クリスマスでない場合は、もう少し安いです。
2022年6月にコース料金が改訂され、下記の通りとなっています。
通常コース料金
ランチ コース: 16,500円(税込)(サービス料 別途10%)
ディナー コース: 27,500円(税込)(サービス料 別途10%)
誕生日や記念日などには、メッセージプレートを別料金にて事前注文できます。(プラス1,210円)
では、クリスマス限定の詳しいコース内容をご紹介いたします。
カトラリーは、フランスを代表するカトラリーブランド「クリストフル」のもので、繊細で可憐な模様がお料理に華やかさをプラスします。
半年ぶりのフレンチフルコースに緊張~!!
1人3種類のプチアミューズ。アサヒナガストロノームの代名詞ともいえる可愛らしいアミューズです。
キッシュと小さいロールキャベツ、ジャガイモのクレープにいくらとキャビアが乗っています。
こういう遊び心のありながらもおしゃれな外観、女性は好きですよね。(笑)蝶のモチーフのはゴーフル(お菓子)です。
緑と海老の赤、金継ぎのお皿でクリスマス感のある前菜ですね。オマールエビの上にどっさりとキャビア。
めちゃめちゃ美味しかったです。
仔鳩&フォアグラ。右側のは仔鳩の胸肉です。付け合わせのソースをつけて食べると味の変化が楽しめます。
バターはカルピスバターです。とてもフレッシュ。罪悪感なく、パンにたくさん付けました。見た目は可愛くてホワイトチョコみたい。(笑)
パンの写真は撮り忘れてしまいました💦シンプルなパンでした。
お料理に合わせていろんなワインを提供してくださります。その場でどんなワインがいいかリクエストもできます。
ワインの生産地のお話やそれにまつわるヒストリーなど、ご紹介してくださり楽しいです。
アカヤガラという高級魚とアワビです。
これ最高においしかったです。フレンチなんだけど、ホッと心が落ちつくような味(笑)
本当にレベルが高いです。
こちらは(おそらく)別料金のチーズワゴン。周ってくるので断れませんし、チーズ大好きなので断りません。
好きなチーズをとっていただきます。写真では見にくいですが、奥にはハチの巣が・・・ハチの巣も削り取ってくださいます。
ブルーチーズや黒カビなど、激しめのチーズをいただきました。いやー最高。ワインが進みます。
他のテーブルのお客様もほとんどの方がこちらのチーズワゴンのチーズをいただいていました。
ワインは難しくてよくわからないのですが、とりあえずおいしいワインばかりでした。(笑)
幻の和牛と言われる短角牛です!大きさはちょうど良かったです。言うまでもなく、おいしいです。
目の前でトリュフをたくさん削りながら乗せてくれます。トリュフの下は、薄いロースをパリパリに焼いたものだそうです、
さて、デザートです。水晶文旦&フロマージュブラン。まだお腹のキャパの余裕はある!
マジパンで作られた綺麗なバラのクリスマスプレートです。
ここで、お店のカメラ・私のスマホで写真を撮ってくださります。
お店のカメラで撮った写真は、10分後くらいに現像してプレゼントしてくれました。うれしい❤
かわいいデザート。この辺りでお腹いっぱいになってくる。。。。
ここでデザートワインもいただきました。(おそらくペアリング外の別料金?)
最後はデザートワゴンがやってきたー!!!好きなのをとっていただきます。
可愛くてどれも美味しそうだったのでたくさん取りたかったけど、3つだけにしました。(笑)彼の選んだケーキも食べたかったけど、おなかいっぱいで断念しました💦
2つ目のデザートあたりからキャパをオーバーしてしまい、ちゃんと味わって食べれなかったのが残念ですね。
お昼ご飯を抜いたのに、やはりフレンチフルコースはいつも後半がおなかいっぱいで死にそうになります・・・
みなさんはどうでしょうか。周りのお客様を拝見する限りそんなことはなさそうに見えるんですよね。我々だけキャパが狭いのか・・・?
そんなことは置いといて、見事に完食です。ごちそうさまでした。
最後には朝比奈シェフご本人が、出口でお見送りしてくださいました。写真撮ってもらいたいな~と思いつつもお忙しそうな中、わざわざ出てきてくださっていて、煩わしいかと思い、やめました(笑)
朝比奈シェフから手渡しでいただいた、お土産のキャンディーです。
気になるお会計
ポケットコンシェルジュという予約システムで予約をしており、会計は食事がすんだ後、自動的に予約時に入力したカードに決済されます。
なので、食事がすんだらご挨拶をし、帰ります。コンタクトレス決済です。
お店を出たときに、決済完了のお知らせメールが彼のスマホに・・・
41,800円のコース、乾杯のシャンパーニュ、ペアリングワイン、コース外のチーズ、食後のシャンパン、サービス料10%で約15万円でした。
一夜でそんなにお金使うなんていつからそんなにブルジョワジーになったのよ
料金明細はいただかなかったので、正確な金額明細がわかりませんでしたが、庶民にはこの金額はびっくりしたぁ・・・(笑)
我々のディナー史上いちばん高額でした。
でもそれ以上の素敵なおもてなし・お料理・ペアリングワインをいただけて、本当に幸せな時間・空間でした。
連れて来てくれた彼氏にほんと感謝です。
ドレスコード・マナー
ドレスコードはスマートカジュアルが推奨されています。
男性はジャケットを着用し、短パンやサンダル、破れたジーンズなどのカジュアルな服装は控えましょう。
女性はワンピースや清楚感のあるお洋服を着るのがベターかと思います。
フランス料理のマナーは結構いろいろあります。
これだけは最低限抑えておきたいマナーをご紹介します。
これだけは抑えておきたいフレンチ基本マナー
- お手洗いは、食事開始前に済ませ、メインが終わるまではなるべく行かない
- レディーファーストを心がける。テーブルに案内されるときも、女性が先に歩くようにする
- テーブルに肘をつかない。ただし手首よりはテーブルの上に置くようにする。
- ナイフやフォークなどのカトラリーは外側から使う
- ナプキンは、ドリンクやお水を持ってきてくれたタイミングで、二つ折りにし、太ももの上へ。折り目が自分側になるようにする
- 飲み物を注がれるときは、グラスに触れない
- 食材はお皿の左側から食べる
- スープは手前から奥にスプーンを動かしてすくう。口に入れるときは、吸うのではなく、流し込むように。
- 食べ終わったら、使用したカトラリーは、持ち手側を4時の方向にし、斜めに置く
- 料理の写真を撮る場合は、無音カメラで、サッと撮る。フラッシュもたかないように。
- 携帯やスマホはテーブルの上に置かない、食事中は必要以上にいじらない
- お手洗いは、食事開始前に済ませ、メインが終わるまではなるべく行かない
- 帰る際、使用したナプキンはきれいにたたまず、クシャッとさせたままテーブルの上に置く
高級フレンチとかって作法やマナーがわかってないと舐められるっていうよね。
私が行ったときは、男女ともにカジュアルなニットで、スマホいじりながらテーブルに肘をついて、すごいくつろいでるカップルがいてびっくりした!(笑)
感想
コース料金外の、ペアリングやオプションのメニューをつけるとお値段はかなり行くので、庶民には注意ですが、日本で食べれる最高のフレンチをいただけて、素敵で贅沢な時間が過ごせることは間違えなしです。
素敵なクリスマスが過ごせたのは、アサヒナガストロノームさんのおかげだと思っております。
ホスピタリティはもちろん、ホールスタッフの方々の接客や所作も美しく、メニューの説明・ワインの説明が秀逸で面白いです。
また機会があったら、再訪したいレストランとなりました。ランチはリーズナブルですので、ランチにも伺いたいです。
レストランの雰囲気は落ち着いており、ゆったりでき、居心地が良いので、親を連れて行くのもいいなと思いました。
皆様もぜひ、記念日や特別な日のお食事にいかがでしょうか。
アサヒナガストロノームのみなさま、素敵なお料理と素敵な接客で楽しい時間をありがとうございました。