5年間「ベターホーム」という料理教室に通っています。
料理初心者として入会し、基本のコースにて野菜の切り方や出汁の取り方などを学ぶことからはじめ、今は応用クラスの【くり返し作りたいごちそう料理】春・夏コースを受講しております。
【くり返し作りたいごちそう料理】は家庭で再現できるような世界各国の名物料理を習えるクラスです。
5月は、【くり返し作りたいごちそう料理】春夏コースの初回であり、スペイン料理がテーマでした。
今回は、パエリアがあるからとても楽しみにしていた回でした。
それでは、さっそく2022年5月に習ったレシピについてレポートしたいと思います。
パエリア
まず1品目は、「パエリア」です。
スペイン東部の米どころ、バレンシア地方発祥の料理と言われており、バレンシア語でパエリアは「フライパン」という意味だそうです。
期待通り見栄えが良く、具材たっぷり、とても豪華で美味しいパエリアができました~!!
アサリの砂抜きから、ブラックタイガーの下処理など、、、、工程がとても多く、結構大変でした(笑)
しかし、基本的にスーパーで調達可能な材料であり、そしてフライパンでできるレシピを習えたので、自宅でも作れそうです。
今回はアサリ、ブラックタイガー、鶏もも肉、パプリカ(赤)、いんげん、玉ねぎを具材として使用しました。
他にも、ムール貝(スーパーにはあまりない?)、イカ、タコ、シーフードミックス、トマトなどを使用しても良いですね。
いつもざっくりレシピ内容を記載するけど、今回は工程が多いので省略しちゃうね💦
パエリアのポイントは何と言っても「サフラン」という香辛料ですね。
サフラン
サフランという香辛料は、サフランの花から、雌しべ(赤い部分)を抜きとり、乾燥させたものです。
雌しべをそのまま乾燥させたもの(ホール)と粉末にしたもの(パウダー)の2種類が流通しています。
水溶性の黄色い色素成分をもっており、料理の黄色(黄金色)の色づけ・香りづけとして使われることが多いです。
(パエリアの黄色味はサフランによるものです。)
サフランは最も高価なスパイスと言われています。
サフランのもととなる赤い雌しべは、1つの花から3本しか取れず、その1本1本を手摘みでとっているためと言われています。
最近では、1g1,000円ほどの価格で流通しています。(高い・・・)
今回使用したのは、4人分お米225g分に対し、サフラン約0.3gであるため、300円くらい。
ターメリックなどで、代用できるかな?とも思えたりしますが、ターメリックで代用するとドライカレーのようになり、パエリアにはなりません。ですので、サフランを他のもので代用はできないと思います。
パエリアを作るときは、サフランを買いましょう。
さっそく、材料を揃えて、自宅で実践しました~!!自宅で再現しやすいレシピが習えてうれしい✨
彼も美味しいと言ってくれました❤
近所のスーパーでは、いんげんが高かったので、さやえんどうで代用しました。
サフランは、かなり前に使用した残りがあったので、それを使いましたが、古いからか、香りと色が出にくかったです。
ケチらず、新しいサフランを使用するのがよさそうです。
ガスパチョ
2品目はガスパチョです。スペイン発祥の冷製スープ。
ガスパチョは、アラビア語で「びしゃびしゃなパン」という意味で、「飲むサラダ」と言われています。
その名の通り、パン・野菜・調味料を合わせ、ミキサーにかけてドロドロにし、冷やしたものです。
野菜の水分だけですので栄養満点、まさに「飲むサラダ」ですね。
さっぱりとするので、これからの夏にぴったりなメニューです。
ガスパチョってフレンチに行ったときによく出てくるけど、スペイン発祥なんだ!!
- トマト、玉ねぎ、ピーマン、パプリカ、キュウリを2cm程度に切る
- 1⃣と調味料(にんにくすりおろし、クミンパウダー、白ワインビネガー、オリーブオイル、塩)・パン(少量)をミキサーにいれ、滑らかになるまでかける
- 器に注ぎ、飾り用の野菜をのせる オリーブオイル・コショウを振りかける
ポイントは、クミンパウダーです。
クミンパウダーを入れることで、エスニックな香りが加わり、より本場の味に近づきます。
ミキサーがない場合は、おろし金などで、根気よくすりおろすこととなりますが、食感が残ってしまうと思うので、基本的にはミキサーが必要と思われます。
うちには、ミキサーやブレンダーがありません・・・
なので、作ろうとするとおろし金ですりおろすこととなりそうですが、だいぶ手間がかかりますね。
ミキサーかブレンダーが欲しい・・・
BRUNOのキッチングッズ可愛いよね・・・
砂肝とチーズ・バケットのサラダ
3品目は、砂肝を使ったサラダです。
砂肝の下処理の方法が学べます。
砂肝を下処理してから、フライパンで焼き、・野菜・ドレッシングに和えるだけです。
単純なサラダですが、もちろんドレッシングは調味液から作るので、ドレッシング、サラダのレパートリーが増えて嬉しいです。
砂肝は、分厚い筋肉からなる袋状あるいは管状の器官で砂嚢(さのう)とも言い、胃の一部なんだそう。
食べた物をすりつぶす機能を持っているらしい💡
食肉用のメジャーな家畜では鶏のみに存在してるんだって!!
サラダに添えてあるチーズバケットは、にんにくすりおろしとオリーブオイルを混ぜ合わせたものを
パンに塗って、チーズを載せて焼くだけです。
ガーリック強めだったけど、チーズバケットがかなり美味しかったー☺
ポイント
さまざまな料理に出番の多い、にんにくですが、ベターホームではにんにくを包丁で刻むのではなく、「ガーリックプレス」を使用し、にんにくを絞ります。
時短な上に、包丁・まな板ににんにくの臭いがつくのを防げます。
私も自宅では、ガーリックプレスを使用しています。
市販の卸された状態で売っているにんにくチューブも便利ですが、個人的には、チューブではないにんにくを使用した方が風味が活きた料理になると思います。
ノンアルコール・モヒート
最後は、飲み物「ノンアルコール・モヒート」です!
ベターホームでは、たまに手作りの飲み物のレシピも習えます。
以前は、しょうがを卸して作る、ジンジャーエールを習いました。
今回のノンアルコール・モヒートの作り方はこんな感じでした~
- ライムを絞る
- グラスに、1⃣の絞ったライム、きび砂糖、ミントを入れ、ミントを軽くつぶしながら混ぜる
- 炭酸水を2⃣のグラスに注ぎ、よく混ぜ、氷を加える
お好みでジンやラム酒を入れてカクテルするの良いですね♪
夏にぴったりミントがさわやかな手作りドリンクが習えました。
まとめ
今回は、楽しみにしていたパエリアを習えてとても大満足でした。
工程が多く大変でしたが、時間のある週末に作るごちそう料理に最適ですね♪
ベターホームはいろんな作り方があるレシピ(今回でいうとパエリアやガスパチョ)について、正しい・基本的な作り方で学べます。
インターネット上にあふれている料理家さんやフードスタイリストさん、個人(COOKPAD)のような独自の作り方や材料ではなく、
さまざまな料理の基本の作り方を学べる「教科書」のような料理教室です。
基本からしっかり学びたいという方には、本当にオススメですよ。(ここで紹介しても私には何の利益もありません(笑))
ベターホームは半年コース制と1回だけ通えるチケット制の2通りの受講の仕方がありますので、コースが続けられるか心配・・・という方でも気軽に1回から通えます。
しかも、コース制とチケット制の1回あたりのレッスン受講費用は、同じです!!!
これは意外ですよね。
気になった方は、体験教室なども随時行っているようなので、ぜひ行ってみてください。
以上、りん子でした。